京都アニメーション放火殺人事件(京都市伏見区放火殺人事件、2019年07月18日)の資料収集の会

(元・オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会、できるかぎり同時進行)

殺されたり殺したりしないための『「子供を殺してください」という親たち』クイズ その1 第1巻

現代日本で、なにもせずに殺人を100パーセント避けられると考えることは破滅への道だ。
殺されたり殺したりすることは、金と汗はもちろん、どんな犠牲を払っても避けねばならない。そのはずだ。両方避けないといけないのが大変な困難であるが。


第1巻

問題01 以下の○○にはいる文字を書け。

「未成年の殺人事件は約10年前と比べて減少傾向にあるが」「○○を被害者とする殺人事件は増加しており全体の約半数を占めている」


問題02 以下の○○○にはいる文字を書け。

「彼はなぜ全裸でバットをふってるんでしょう……」「あいつがふっているのはバットじゃなくて○○○だ」


問題03 以下のセリフが発せられた原因となった事件は何か?(危機予測トレーニング)

「私たちはもう」「限界でした」


問題04 以下の○○にはいる文字を書け。

「前日までにお宅にある○○になりえるものを排除してください」(略)「ですので○○や○○○○○○はもちろんのこと」「ボールペンや耳かきなど思いつく限りのものをお願いします」


問題05 以下の○○○にはいる文字を書け。

「押川さんに紹介したい人がいるんですよ」「彼は僕より長く○○していて……○○○なんです」「そうか……」「○○○か……」


問題06 以下の○○○にはいる文字を書け。

「たとえば初対面の人間に「○○○○○」や「○○○○○○○○」などと」「平気で言うのが彼らの特徴の一つ」「他人への依存心が強かったり他人を利用することに長けていたりするので」「真の意味での立ち直りが難しい」


問題07 以下の○○○にはいる文字を書け。(危機予測トレーニング)

「おまえは気がついたか?」「父親は則夫のことを一度たりとも○○○○○○○○○」


問題08 以下の○○○にはいる文字を書け。

「ま……こっちも親父に突き飛ばされて頭を大怪我して何針も縫ってますから」「○○○○ってやつすよね」


問題09 以下の○○○にはいる文字を書け。(毒親問題の基本事項の一つだが、わからない人のために何度でも確認しないといけない)

「とくに則夫がここまで凶暴化してしまった原因は」「○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○ ○○○○○○」


問題10 以下の○○○にはいる文字を書け。(とくに覚悟も無いのに「金がすべて」とかほざくロクデナシには、こういう最悪の想定ができない)

「○○○○ ○○○○○」「なんてこともあるかもしれん」「俺も冗談で言ってるわけじゃない」「十二分にあり得る話だ」





以下、次の記事のためのメモ

第2巻
以下の○○○にはいる文字を書け。

「いまだってお湯も出ない風呂に入って……」「お母さんに何度も重たい○○○を運ばせて……」

「足の踏み場もないな……」「ええ……」「○でも○○○○一発アウトだった……」

「他人なら愕然とするような部屋の様子をみても」「家族は○○○○○○○」

「二人には晴美さんが○○であるという認識がなかった」「○○として認めたくなかった」「しかしそのような考えは自滅への道だ」「言うなればある種の洗脳……」「ありもしない呪いみたいなもの……」

「息子のことは○○○に野球観戦に○○○」「母親は息子のことが○○○」「野球○○○息子を気にしている」

「○○○何時間も文句につきあわされまして」「ついうとうとしてしまったら○○○で……」

「主人は家のことに○○○」「卓也のことも最近になって○○○」「それでようやく押川さんにお願いする気になったんです」

「……」「あのですねぇ……」「この患者はいままでずっと通院でやってきたんですよ」「入院なんかさせたら○○○」「そういうときは患者自らが○○○いいんだ」「○○○」「病気で苦しんでいる人間に「○○○」だなんて……」「あんんた医者の前に人間か?」

「私の仕事は「○○」を提供することです」

「先生はどうして○○○と○○をいっしょにと言うんでしょう」「それは卓也くんのように学歴があり弁のたつ患者から不当入院だと訴えられたときに」(略)

「10年以上ひきこもって家中のものを破壊して」「家族を○○にして○○○までぶっぱなす……」「そんなおまえこそ○○○じゃないか」

「いいかい卓也」「「○○」というのは自分自身ではなく」「周りの人間が決めることだ」(略)「それは卓也のことが○○できないからだ」「何かあったらこまるから○○○や○○の人といっしょに来いと言ってるんだ」

このセリフが発せられた場面で、父親はどうしていましたか?
「こんな成績じゃっ!!」


第3巻

ヒアリング表をみてまず気になったことが○○の存在が感じられないことです」(略)「忙しい……」「○○○の立場や地位を守るためにお母さんが真くんの尻ぬぐいをしてきた……」「そういうことですか?」

この依頼者(母親)が第一に守りたいものは何か、この面談全体を見て予想せよ。

「命より○を選択したとき家族は崩壊する」「ただ……」「それだけだ……」

このストーカー事件の真の原因はどこにあるか、この切迫した親子の話し合いを見て予想せよ、いやこれは正しい設問ではない。話し合いを見て見つけよ[#「見つけよ」に傍点]。意外に思われるかもしれないが、答えは最初からそこにある。

「私の経験上」「刃物は○○○の象徴なんです」

「○○○」「○○○」って」「一体どんなやつだよ」「え……」「人間が1人赤ん坊から大人になっていくんだぞ」「そんなもの○○があってあたりまえだ」「○○なんて○○○とかのほほんと抜かす家族ほど」「大切なことをきれいさっぱり見落としている」

このとき登場人物の一人、「押川」氏が選んだ写真は何か、答えよ。


ストーカー事件の加害者と被害者の、事件のきっかけとなった最初のやり取りは予想が可能か、理由を明記して答えよ。



○○○したことを、理由を明記して説明せよ。
「その話をきいた押川さんは○○○していた」

「玄関に○○○○○○られることも少なくありません」(略)「いまでも少しの物音でふるえがとまらなくなるほどです」「このことは……」「このことだけは絶対に許せない」

「薬物依存症では○○○が受給できないので○○○○○○にしておこうと……」



第4巻
第4巻作中で描写されている薬物の後遺症を、生理学的なものを2つ、心理学的なものを1つ指摘せよ。

「人は何かに執着すればするほど」「その反動で○○○」「命を縮める」「○○○人間は」「なおさらだ」

「それは予兆の無い○○○だった」「警察の捜査も行われたが○○○と判断された」

「○○○よかった……」「生きていたって○○○……」「○○○」「家族に○○○……」「きっと清もそう思っているはず……」

「湯水のように金をつかって」「薬物もやって」「本当に○○○○○人生だったな……」「そして」「○○○人生だった」

「昔と言うのは……」「そ……それは……」「昔のように○○○という意味です!!」

なぜこの依頼者2人は怒ったのか、面談全体を見て、理由を明記して説明せよ。


「患者はとても○○○で」「○○○側面を持っている」

「ファミリー向けの大きなマンションじゃないか」「賃貸か?」「○○○だそうです」
「というより○○○みたいでしたね」

この依頼者2人が信用できそうにない理由を、面談全体を見て、理由を明記して説明せよ。

「人間は○○○なままじゃだめなの!」「だけど○○○てもだめ!」「○○○に○○○きゃだめなの!」

「なんだこりゃ……」「それにこの○○は……」
「これが……」「全部……」「○○○……」
「○○○○○……」「やられた……」「これはもう一線を越えている……」
「○○○」「○○○」(間)「おいコラ……」「自分が何を言っているのかわかってんのか?」

第5巻

「この部屋だけはすべて○○○」「しかも○○した様子がない……」「この部屋が……」(略)

この依頼者(父親)がどうして登場人物の一人(「押川」氏)を、以下の様に殴ったうえ罵声を浴びせたか、理由を明記して説明せよ(重大なヒントは第4巻の終盤の場面にある。ほとんど答えであり、ある意味で非常に単純である

「き……」「貴様ぁ!!」(ガッ)’「なっ!!」(バッ)「やめなさい!!」「貴様はなんてことを!!」(「すみません……」「すみません……」)「全部……何もかも!!」「貴様の責任だ!!」「覚えとけよ!!」「絶対に訴えてやるからな」「絶対にだぞ!!」(「すみません……」「すみません……」)(「すみません……」「すみません……」)「はなせっ!!」「はなさんかっ!!」

「美佐子さんにとって○○○○○○は」「満たされない○と○の象徴だったのか……」

第5巻

私のような人間に依頼する段階で〇〇はいいですよ

なぜ「誠一」は根性焼きをするのか? 理由を明記して説明せよ
なぜ「誠一」は火をつけたのか? 理由を明記して説明せよ

この依頼者の「誠一の母」はどういう人間か? この面談全体を見て理由を明記して説明せよ

「スウェットの上が○○○……」

「○○○……?」「ええ」「情報を行政と病院で共有してるんですよ」「対応困難な患者を○○○ように……」「そんな……」「もちろん彼らは否定しますけどね」

「でも○○○○○○あるか」

「○○○に問題がある患者さんは」「なかなか難しいんだ」「○○○障害……」「○○○ですか」「診察していないので断言はできないが」「その可能性が高い」

「てえっ!!」「カリカリ」「なんだ誠一○○○してんのか?」「母ちゃんばなれしてないな」

「誠一さんのようなタイプは」「○○○関係を崩してはいけない」「押川さんも決して下手に出る対応はしない」「その揺るがない対応が患者さんの支えになるからだ」

「その舌すげえな」(略)「てえ……」(誠一は、舌の先をかみ切っている)「おお……」「なんでそんなことしたんだ?」「ん?」「○○○」「はっ……」「みんな驚くだろ」「その○○○も迫力あるな」「○○○みたいだ」「ふふ……」

「なあ誠一」「せっかくだから」「○○にでも行くか」

「それは猛獣のような険しさをまとっていた誠一が」「○○○だった」

第6巻

(一週間後)「おっちゃんたち元気にしちょったかー」「はあ?」「ずっと閉じ込められちょって元気もくそもないっちゃー」「○○○」「そうなんかー」「○○○」「はは……」「ほんとのことなら○○○」「普通のやつは○○○」

「鎌平のおっちゃんもいなくなっちょんか……」「何が理由がで死んじょんかはわからんけど」「おっちゃんたちは○○○……」「ずっと○○○」「そう感じんのかもの……」(略)「話したら○○○」

「実家が無理なら一人暮らしさせたらええやないですか」「って……」「今の状態でそんなことできるわけないってその人やってわかっとうはずなのに……」「俺ならその看護婦に」「○○○○」「ははは……」「それは困りはるでしょうね」「なんて答えはるんでしょうか」「さあな……」

「生きてるかぎり大事にしなきゃいかんだろ」「〇は」

この依頼者が出した金には、受けとったら危険だとわかる特徴がある。それは何か、理由を明記して説明せよ

「15年も誰とも接点のない人間が何を考えているのか」「それは誰にもわからない」「だからこそうこうして調査をしマイナスも含めてあらゆる可能性を考える」「この仕事は○○○ではとてもできない」

「それには」「秘策がある」(略)「死亡診断書を書くことを認められている○○○だからこそ」「家族からの要望で精神疾患の疑いのある者に対する診療情報提供書を書くことも可能なんです」「譲くんのように○○○を希望している場合」「診療情報提供書があることで受け入れの可能性は格段に高くなります」

「実はうちでもご本人が○○○ないので」「○○○ができていないです」

第7巻

「だいたいずっと入院するくらいなら○○を起こして○○ほうがまし」「だって」「○○があるから」

「そうですね」「ばっちり見えました」「結局のところおばあちゃんが通われたその女学校とやらは」「○○に尽くす○○を育てる学校だったように」「私には思えますね」(略)「女学校とは名ばかりの高級○○養成所」「または水○○○といったところですか」「もちろんそのような生き方を否定しているわけではありません」「ええ……」

「貴仁《たかひと》さんにはそのやり方が通用しなかった」「むしろ逆効果だった」「なぜそうなったかわかりますか?」「それはあなたのやり方が100%「〇」としてのそれだったからです」「それは……」「百合子さん(※依頼人の一人、移送対象の母親)百合子さんには女性だからこそそのやり方を教えることで」「なんとかうまくやってこれた」「しかし貴仁さんは」「「〇」だ」

「わたしは……貴仁さんはお2人から」「お金を巻き上げるのがうまいなぁと思うんですよ」(略)「「〇」としての甘えの部分がすっかり身についている」

「いや……」「インテリジェンスと○○○ってのは」「程遠いところにあるよなぁと思って」(略)「○○○が通用するのはほんのいっとき……」「それだけの人はみな早々に沈むか死んでいった……」「私らなりに少しでも」「アニマルから人間にならないと」「そうじゃないとなーんにも続けれれないわ」「そうだな」「…………」

「そういえば……」「貴仁が中学生のときに○○○を隠し持っていたのが見つかって」「お母さまに○○○ことがあった」

「お金に執着して○○○一方で」「こんなふうに○○○部屋に暮らして……」「○○○だけを後生大事に持って……」「○○○……」(略)
「私はそこに哀しみを感じます」

「○○○……」「最後はなんだか元気がありませんでしたね」「○○○を目の当たりにして孫を○○○か」

第8巻

「うちはそんな余裕はないの……」(略)「数年前に……」「○○を買いまして……」「○○は……」「○○……」(略)

「○〇に有り金全部……」「○○だな」「はい……」「しかし……」「それもまたよくあることだ」「そうです……」「それもわかっているんです……」「でも……」

「最近は○○も」「息子が管理していて……」「○○行くのも」「大変なんですよ~」(略)「もう……」「何もかもだめじゃん……」「なるほどな……」(略)「かわいそう?」「○○はたしかだ」「しかし妹もまた兄貴と同じように」「○○している」

「しかしあのおっさんには「もし○○」と」「○○さえなかった」「お金があるからと言って」「心に余裕があるとは限らない」「そういうことだ……」

「父親の退職金も祖父の遺産も使い果たし」「そこから娘さんはひここもるようになったとか……」「なるほど……」「最低でも五千万はつぎ込んだな」「それでいまはカラッカラか」(略)「この家族はこんなに金を使っても」「解決できなかった」「なぜかわかるか?」「どうしてですか?」「それは子供のためじゃなく」「○○ために使った金だからだ」

「○○家族ほど」「公的機関や医療機関を使い倒すしかない」

「という感じで妻は突然豹変しましてそのまま家を飛び出しました……」「本当に「豹変」だったのか?」「あんたが気がつこうとしなかっただけで」「○○はかならずあったはずだ」

「中川……」「おまえ○○ろよ」(略)「○○いるのは親父さんだけだろ」(略)「中川にできることと言ったら」「○○することだけだ」(略)「だったらどうして」「猿壁病院の入院治療に○○?」






『「子供を殺してください」という親たち』(押川剛原作、鈴木マサカズ漫画)