京都アニメーション放火殺人事件(京都市伏見区放火殺人事件、2019年07月18日)の資料収集の会

(元・オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会、できるかぎり同時進行)

アユの解禁じゃあるまいし!(メモ)

わたしは2019年から2020年に報道された、朝日新聞京都新聞その他の記事を調べたが、京都アニメーション放火殺人事件被告人Aが2019年6月に大宮駅前で無差別殺人事件を計画(どの程度の計画かはともかく)していたという、Aの犯行直前の精神状態を判断するうえでとても重要な情報はどこも報道していなかった。ほかにも、2009年ごろから京都アニメーション作品に接近したとか、2015年10月に刑務所内で統合失調症の診断をうけていたとか、2019年3月ごろに訪問看護を断るようになったとか、全部2019年から2020年の報道にはなかったはずだ。
おそらく少なくないマスコミ関係者はこれらのことを知っていたはずだ。どういう理由で報道しなかったのだろうか? これまでのマスコミの歴史(たとえば「田中角栄の金脈」疑惑など)から考えて、おそらく大した考えがあってのものではないだろう。警察の発表をそのまま流せばいいや、という程度の考えではないのか。アユの解禁じゃあるまいし!
あまりこういう言い方はしたくないが、ふつうの事件の何十倍も死傷者が出たのだから、何十倍も考えないといけないではないか! こういう事件がおきると、マスコミ関係者の脳みその働きがふつうの事件の何十分の一になる、そんな気配がしてしょうがない!
それと、インターネット文化でときどき行われていたマスコミ批判、あれは半分ぐらいは、うちわでもりあがるか自分がうすっぺらに褒められたいだけの価値のないものだったのではないか?


補足
中井久夫氏の発言、年表を書くことができたら、作業の重要なところをおわらせたことになると歴史学者からきいた。