京都アニメーション放火殺人事件(京都市伏見区放火殺人事件、2019年07月18日)の資料収集の会

(元・オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会、できるかぎり同時進行)

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

二回目の公開質問状から17日目

朝日新聞、毎日新聞、京都新聞、埼玉県さいたま市での取材記録はいまだに書かれていない。なぜ? わたしの公開質問状は、さいたま市での取材記録がどう書かれるか、を気にして書いたものである。だれでもわかることだが。直接対応があるなどとは特に考えてい…

ロシア・Достое́вский地域での業務日記 70日目 校正作業の一時中断のおしらせ

校正作業をしている学生から、休みなしに毎日作業すると集中力がおちるようだ、と言われたので、相談の結果、70日目で一度中断することにした。一番さけるべきことは、校正作業の質がおちることだ。 1か月以内に再開します。 学生に払う、のこり30日分の給料…

伏見事件から一年後、事件についてのメモ(追記あり)

[B! 事件] 京アニ放火事件 容疑者「小説を盗まれた」作品名をあげて供述 | NHKニュース 供述の信用性に疑わしさが残る。これまでの報道では、ほぼまったく固有名詞が出てこなかったから。/事件から一年間立っても、実行犯の、犯行前一年間の信用性の高い資…

京都新聞、朝日新聞、毎日新聞に対して、2回目の公開質問状をだしました(追記あり)

京都アニメーション放火殺人事件の報道についての2回目の公開質問状以前、公開質問状を出したものです。 1回目の公開質問状の返事はまだありません。なので、質問を1つにさせていただきます。京都新聞社は、京都アニメーション放火殺人事件について、この…

ロシア・Достое́вский地域での業務日記 60日目

2020年7月24日まで、いそがしくなる。 そこで、『カラマーゾフの兄弟』第四篇をすぐに公開することにした。 以下の記事にリンクを書いています。 コロナ感染拡大によって生活苦においちった学生1人を支援しています(期間限定公開)(追記だらけです) - オ…

『カラマーゾフの兄弟』P162-166   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦60日目]

ャのいわゆる『あの恐ろしい日』のことを、グルーシェンカに話したかもしれん。ああ、そうだ、話し化、やっと思い出したよ! やはりあの時モークロエ村で話したんだ。何でも、おれはぐでんぐでんに酔っ払っていて、まわりではジプシイの女どもが歌をうたって…

『カラマーゾフの兄弟』P158-161   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦59日目]

び声を聞きつけて、部屋の中へ駆け込んだ。一同は彼女の方へ飛びかかった。 「ええ、帰るわ。」長椅子から婦人外套を取りながら、グルーシェンカはそう言った。「アリョーシャ、わたしを送ってちょうだいな!」 「お帰んなさい、はやくお帰んなさい、お頼み…

伏見事件 記事の題名一覧 リンク集

伏見事件 新聞記事・雑誌記事の一覧 『京都新聞』その1(2019年7月18日-11月21日) - オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会 京都アニメーション放火殺人事件の報道についての公開質問状 - オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会 朝日新聞…

ロシア・Достое́вский地域での業務日記 58日目

国民化(と”社会人”化)の過程の分析を一から組み立てなおさないといけない。オウム事件とJCO臨界事故の時がそうだった。各政治事件と、相模原・伏見・川崎・そして座間の事件、この4つは間違いなく政治上の事件である。すこし、息つぎ。 『ドラえもん』と…

『カラマーゾフの兄弟』P154-157   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦58日目]

ような美しさも、三十近くなったら調和を失ってぶくぶく肥りだし、顔まで皮がたるんでしまって、目のふちや額には早くも小皺がよりはじめ、顔の色は海老色になるかも知れない、――つまり、ロシヤ婦人の間によくある束の間の美、流星の美だというのである。 ア…

京都アニメーション放火殺人事件から一年後 いまはこれで十分だ

わたしの考えでは、マスコミ関係者もインターネット関係者もポピュラーカルチャー関係者も、京都アニメーション放火殺人事件と”同じような事件”をふせぎたいと思っていないし、思うことができないし、意欲も能力もない。 これはまちがっているはずだ。まちが…

『カラマーゾフの兄弟』P150-153   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦57日目]

に対する考えを、あんな偉そうな調子で言ったのが恥しくもあった。 こういうことがあっただけに、いま自分のほうへ駆け出して来たカチェリーナを一目見た時、彼の驚きはなおさら強かった。もしかしたら、あの時の考えがまるで誤っていたかもしれない、と感じ…

『カラマーゾフの兄弟』P146-149   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦56日目]

悲しそうに言った。 「いいや、いいや、いいや。あれはお前の言葉を信用する。今度のはな、お前自身でグルーシェンカのとこへ行くか、それともほかに何とかしてあれに会うて、あれがどっちを取る気でおるか、――わしかあいつか、どっちにする気でおるか、訊い…

『ボボーク』(『ドストエーフスキイ全集14 作家の日記上』P049~P066、1970年、米川正夫による翻訳、筑摩書房)[挑戦55日目]

る。 しかし、居残ったもう一人のヴラス、つまり誘惑者のほうはどうなったか? 伝説は彼が憫悔のためにはって行ったとは語っていない。彼については何事をも伝えていない。あるいは彼もはって行ったのかもしれない。が、あるいは村に残って、今でも事もなく…

『カラマーゾフの兄弟』P142-145   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦55日目]

老人はその目の光にびくっとした。しかし、その時、ほんの一瞬間ではあったけれども、きわめて奇怪な錯誤が生じたのである。その際老人の頭から、アリョーシャの母はすなわちイヴァンの母である、という想念が脱け出してしまったらしい。 「お前の母親がどう…

『カラマーゾフの兄弟』P138-141   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦54日目]

イヴァン、誰が一たい人間をこんなに愚弄するんだろう? もう一ペん最後にはっきり言うてくれ、神はあるのかないのか? これが最後だ!」 「いくら最後でも、ないものはないのです。」 「じゃ、誰が人間を愚弄しておるのだ、イヴァン?」 「きっと悪魔でしょ…

『カラマーゾフの兄弟』P134-137   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦53日目]

けたほかの人を、みんな一人残さず呪いつくして、少しも容赦なさらないでしょうか? こういうわけですから、一たん神様を疑うようなことをしたところで、後悔の涙さえこぼしたら赦していただけるものと、私は信じているのでございますよ。」 「待てよ、」フ…

『カラマーゾフの兄弟』P130-133   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦52日目]

り見まもるだろうが、何か何やら少しもわけはわからないのである。事実、すぐわれに返るに相違ないけれど、何をぼんやり立って考えていたのかと訊かれても、きっと何の覚えもないに違いない。しかし、その代り、自分の瞑想の間に受けた印象は、深く心の底に…

『カラマーゾフの兄弟』P126-129   (『ドストエーフスキイ全集』第12巻(1959年、米川正夫による翻訳、河出書房新社))[挑戦51日目]

で、甘いものと一緒にコニヤクを飲むのが好きであった。イヴァンも同じく食卓に向ってコーヒーを啜っていた。二人の下男、グリゴーリイとスメルジャコフとがてーぶルのそばに立っていた。見受けたところ、主従とも並みはずれて愉快に元気づいているらしい。…