京都アニメーション放火殺人事件(京都市伏見区放火殺人事件、2019年07月18日)の資料収集の会

(元・オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会、できるかぎり同時進行)

京都新聞へ、京都アニメーション放火殺人事件の報道についての公開質問状

以下の公開質問状を、京都新聞にメールで送りました。メールアドレスは、以下のものを使用しました。
「読者に応える」みなさんの疑問や困りごとをお寄せください。

京都アニメーション放火殺人事件の報道についての公開質問状

京都新聞社さまへ
わたしは、2019年7月18日の京都アニメーション放火殺人事件について関心をもつ一般人です。
事件の実行犯Aの逮捕にともなう京都新聞社さまの一連の報道は、あまりに無内容であると判断せざるをえませんでした。
事件の重大さを考え、京都新聞社に直接質問することが一番いいと判断しました。以下、3点質問させていただきます。

1 実行犯Aがどのような人物なのか、どのような言動をしていたのか、判断するための情報が去年8月ごろの報道とほとんど変わっていません。
たとえば、「実行犯Aが持っていたスマートフォンなどの情報端末を分析している」という報道が去年8月にありましたが、それから200日以上たった今も、その分析結果は、ほとんど報道されていません。情報端末の分析というのは、それほど時間がかかるのでしょうか?
理由をお答えください。
2 1と関係しますが、実行犯Aとその周辺をどのように取材したのでしょうか?
たとえば、実行犯Aが火傷の治療をうけたことは報道されていますが、火傷の広がりがどのようであったかは、京都新聞社さまは報道していません。過去の事例を見るかぎり、大量殺人事件の実行犯が犯行直後に自殺をする事例は、少なくありません。今回の事件で、実行犯Aに自殺の意図があったかどうかは、犯人像に関する重要な情報だと思われるのですが、京都新聞社さまの報道には、独自にこの点を判断しようとする姿勢がまったく読みとれません。
京都新聞社さまは、実行犯Aについて、どのような推測や判断をしたうえで、だれにどのような取材をしたのでしょうか?
公益性のある情報なので、ぜひともお答えください。
3 京都新聞社さまの報道には、「捜査関係者などによると」というものが多く、捜査関係者以外からの情報だと明記したものがほとんどありません。以前から、報道機関は警察などの捜査機関と甘えあっているのではないか、と批判されていますが、そのようなことはないでしょうか?
具体的にお答えください。



最後に。この公開質問状は、わたしの管理しているブログで一般公開します。
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また、このような公開質問状を、京都新聞社さまだけでなく、ほかの報道機関にも送る予定だということをつけくわえておきます。