京都アニメーション放火殺人事件(京都市伏見区放火殺人事件、2019年07月18日)の資料収集の会

(元・オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会、できるかぎり同時進行)

2019-12-16から1日間の記事一覧

MおよびS・東京地裁判決(要旨・1996年7月16日・山田利夫裁判長)

【M・S両被告に対する判決要旨から抜粋】(量刑の理由) 一 本件は、教団に所属していた被告人両名が教団幹部らと共謀の上サリン溶液約三十キログラムを生成して殺人の予備をした事案と、被告人Mが教団幹部らと共謀して覚醒剤二百二十グラム余りを製造し…

F(教団「科学技術省」所属)・東京地裁判決(要旨・1996年7月16日・若原正樹裁判長)

【F被告 サリンプラント建屋、桧本サリン噴霧車襲造事件判決要旨】 第一 (略) 第二 罪となるべき事実の要旨 被告人は、宗教法人オウム真理教に所属していたが、 一 サリンを生成し、これを発散させて不特定多数の者を殺害する目的で、教団代表者麻原彰晃…

M・東京地裁判決(要旨・1996年4月23日・仙波厚裁判長)

【M被告に対する判決からの抜粋】 本件は、教団に多額の寄付をしていた女性信徒が、教団側から、出家をして全財産の寄付をするように強く勧められるなどしたため、教団から離脱しようとして身を隠したことから、その実兄である被害者から女性信徒の所在を聞…

T(教団「厚生省」所属)・東京地裁判決(要旨・1996年3月27日・山田利夫裁判長)

【T(教団「厚生省」所属)被告に対する判決からの抜粋】(主な争点に対する判断) 一、二 (略) 三 幇助意思の有無 1、2 (略) 3 供述の信用性(中略)ところで、被告人は、本件サリン混合液の生成以前に、VXの生成に当たって有機リン系の毒ガスと…

岐部哲也・東京地裁判決(要旨・1995年10月12日・竹崎博允裁判長)

【岐部哲也被告に対する判決要旨】 本件は、判示のとおり、教団幹部の被告人が、幹部の早川紀代秀を始め部下の信者三名と共謀の上、深夜、都心のビル内の駐車場に侵入したというものであるが、その目的は、警察の捜査に備え教団の保有する小銃部品を隠匿する…