京都アニメーション放火殺人事件(京都市伏見区放火殺人事件、2019年07月18日)の資料収集の会

(元・オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会、できるかぎり同時進行)

ロシア・Достое́вский地域での業務日記 27日目

客分についての理解。




国民が独創性を独占しているわけではないが、客分が独創性を独占しているわけではない。独創性は、単純な個人(さすがにそんな仮定はされていないはずだが)のみで可能ではなく、ある条件のもとでのみ可能である。
おどろくべきことに、客分のほとんどが理解していないようだ。理解しているはずなのだが。

太陽の塔は焼け落ちてけっこう、自分が太陽の塔になればいいんです」
こういうことを浦沢直樹や臼井義人やその仲間たちが言わなかったことは、1980年代以降の日本のサブカルチャーの限界をはっきりと示している。単純に「太陽の塔を爆破してしまえ」でもよかったのだが。
この発言を理解するのは直観さえあれば簡単なはずだが、ほとんど理解されない。いや、いない、といったほうがいい。わたしが個人的に信用している「客分」にさえ、一人もいない。岡本太郎ならばそう言ったはずだし、わたしもはっきり言うのだが。
これを理解しないせいで、大勢の学生とわたしが苦労させられている。
わらっているあなた、誓って言うが、本当のことなんですよ。