京都アニメーション放火殺人事件(京都市伏見区放火殺人事件、2019年07月18日)の資料収集の会

(元・オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会、できるかぎり同時進行)

計画的 の検索結果:

伏見事件 新聞記事・雑誌記事の一覧 『朝日新聞』その1 (2019年7月18日-2020年1月30日-2020年6月19日)(追記あり)

…下見し、事件の準備を計画的に進めたとみられる時期だが、ホテルで不審な行… 2019年7月30日 京アニ「食べて行ける人材を」 業界常識覆す雇用と賃金 2019年7月30日 京アニ放火、新作の作業データ回収 過去作の原画も多数 2019年7月30日 京アニ、愛された作り手 優しい職場環境、顔が見える作品 2019年7月30日 京アニ事件、労災の対象に 京都労働局長「迅速に対応」 2019年7月30日 京アニへの支援、5万件10億円超す 口座開設6日で 2019年7月31日 京ア…

ロシア・Достое́вский地域での業務日記 20日目

…点で、明日にでも人を殺しそうなのか、殺しはしないが殴りそうなのか、暴言をぶつけそうなのか、それとも別の犯罪をおこしそうなのか、犯罪ではなく別のことで気を紛らわせることができるか、その判断材料がない。今回の事件の準備として、さかのぼれるのが事件3日前まで(住んでいたところから出た時点)それ以上追及する報道がない。「計画的」という言葉が実質的に意味を失っている。たとえば、放火の訓練をまったくしていなくても「計画的」? 少なくとも、現時点において不正確な判断であることは間違いない。

『おとなしい女』その1   (『ドストエーフスキイ全集14 作家の日記上』P497~P508、1970年、米川正夫による翻訳、筑摩書房)[挑戦11日目]

…。わたしは心あって、計画的にそうしたのである。わたしは彼女を試してみたかった、というのは、わたしの頭にはそのときふいに、彼女を目あてにある考えが湧いてきたからである。これが彼女についてわたしがいだいた第三の特別[#「特別」に傍点]な考えであった。 ……さて、こうして、それ以来すべてが始まったのだ。もちろん、わたしは早速わきのほうからいっさいの事情を探り出そうと骨折った。そして、特別こらえきれぬ思いで彼女の来るのを待っていた。彼女が間もなくやって来るのを予感していたのだ。いよい…

メモ024 伏見事件について(その3) 計画的犯行?

…れたもののなかには、計画的犯行、とくに放火の計画性をしめすようなものがみあたらない(らしい)。建物の図面などの情報も、ガソリンの性質の情報についての記事も、押収されなかったようだ。もし、実行犯Aが、被害事業所が防災にも手を抜いていなかったことを知っていたらならば、ガソリンによる放火という方法を”迷わずに”選んだだろうか? まあ、これはいまのところ単なる思い付きである。 あとでじっくり調べよう。だめもとだ。 2018年10月ごろにメールによる脅迫事件があった。脅迫メールなど約2…

メモ021 オウム事件の判決文に見る「計画的」という単語

…ウム事件の判決文で「計画的」という単語がどれだけ使われているか、調べてみた。計画的 の検索結果 - オウム真理教事件・資料収集および独立検証の会ほぼ全員に「計画的」という単語が使われている。ただし、麻原(松本)の判決文で「計画的」という単語が使われているのは1か所だけ。「計画」という単語が使われているのは、64か所あるのに、である。 麻原(松本)の行動は計画的に見える、ということを司法側は認めているわけではない、ということである。 もう一つ、この問題に関連して、林郁夫の地裁判…

土谷正実・東京地裁判決(要旨・2004年1月30日・服部悟裁判長)

…て、右犯行は、極めて計画的かつ大規模な組織的犯行である。しかも、被告人らは、教祖である松本の指示があれば、殺人さえも、悪業を積み重ねる現代人の魂の救済として正当化されるなどという自分たちのはなはだ独善的かつ反社会的な教義に基づき、ただ単に教団に対する警察の強制捜査を阻止するという極めて自己中心的で身勝手な目的のために、他者の人権を踏みにじり、多数の尊い人命を奪うという人間性を欠如した無差別殺戮の行為に出ているのであって、被告人らの犯行は、現代社会で認められた宗教の自由を履き違…

遠藤誠一・東京地裁判決(要旨・2002年10月11日・服部悟裁判長)

…を軽視した組織的かつ計画的な違法行為を繰り返しているのであって、被告人の刑事責任は重大である。 五 被告人に有利な事情 他方、被告人のために有利に斟酌することが出来る事情も存在する。すなわち、地下鉄サリン事件において、被告人がサリンを生成することになったのは、これまでサリンの生成に従事していた土谷が使用するクシティガルバ棟のドラフトが使用出来ず、ジーヴァカ棟にあるドラフトルームを使用せざるをえないという偶然の事情があったことは否定出来ない。さらに、被告人は、最終的にはサリンを…

新実智光・東京地裁判決(要旨・2002年6月26日・中谷雄二郎裁判長)

…実行された、組織的・計画的で累行性の高い犯行である。さらに、教団に敵対する者ばかりでなく、麻原の意に沿わない者、更には教団に属しないすべての人々の生命や自由、権利や生活、意思や感情を全く顧みることなく、かつ、教団の組織防衛のためには手段を選ばず無軌道に敢行された、誠に非人間的かつ独善的な犯行であって、その態様、結果ともに犯罪史上稀にみる凶悪かつ重大な犯罪群である。 しかも、本件各犯行は、解脱や人類の救済を説き、現代社会の矛盾や人生の疑問に悩む多くの人々が救済を求めた宗教団体が…

早川紀代秀・東京地裁判決(要旨・2000年7月28日・金山薫裁判長)

…のであって、組織的・計画的犯行である。 被告人らは、坂本弁護士宅の寝室内に一斉に押し入ると、就寝中の坂本弁護士に、端本が馬乗りとなり手拳で顎部を数回殴打し、岡崎が背後から頸部を絞め付けた。被告人は、両足を押さえ付けていたが、必死に抵抗する坂本弁護士から蹴飛ばされて襖を外した。また、中川は、静脈注射を試みた。他方、新実は、都子に馬乗りとなり、端本がその腹部を足蹴り等し、村井、被告人、中川が頸部を絞め付け、中川は静脈注射を試みた。また、中川は、泣き声をあげる龍彦の鼻口をタオルケッ…

端本悟・東京地裁判決(要旨・2000年7月25日・永井敏雄裁判長)

…は、事前謀議に基づく計画的な犯行であって、被告人自身についても、計画的犯行に加担したとの評価を免れることは出来ない。 3 犯行の態様 犯行の態様は、深夜、密かに無施錠の玄関口から坂本弁護士方の内部に至り、寝入っている被害者らの様子を確かめた上、屈強な六名で突然襲い掛かり、異変に気付き必死に抵抗する同弁護士とその妻に対し、こもごも判示のような強烈かつ執拗な攻撃を加えて絶命させ、いたいけな長男に対しても、鼻口を塞ぐなどして絶命させたものである。死因とはなっていないが、坂本弁護士と…

豊田亨、広瀬健一、杉本繁郎・東京地裁判決(要旨・2000年7月17日・山崎学裁判長)

…を果たした組織的かつ計画的犯行である。 犯行の結果は、死亡者が十二名、サリン中毒症の傷害を負った者が十四名、そのうち重篤な者が二名という深刻なものである。被害者は、いずれも、通勤客や地下鉄職員らであって、もとより何の落ち度もないばかりか、サリンで攻撃されるいわれも全くなく、単に犯行現場に居合わせたばかりに、理不尽な犯行に巻き込まれ、その犠牲になったものである。十二名の死亡者は、二十一歳から九十二歳までの様々な年齢層にわたり、これまで各自の人生を懸命に生き、それぞれの夢と希望を…

外崎清隆・東京地裁判決(要旨・2000年2月17日・山内昭善陪席裁判官)

…教団による組織的かつ計画的犯行であるが、これらは同教団の結束の強さを窺わせるとともに、その狂信性と社会に対する敵対性を明確に物語るものである。 本件犯行の結果、十二名もの乗客等がサリン中毒等で死亡しているのである。何の落ち度もないのに、通勤の途上、あるいは、営団職員として乗客の救助作業中に、急に目の前が暗黒となり、息苦しさが極度に募る中で、全く事情もわからないまま死亡していった被害者の無念さは筆舌に尽くし難く、突然夫を奪われ、父を亡くし、あるいは子供を失った遺族の憤り、悲しみ…

北村浩一・東京地裁判決(要旨・1999年11月12日・木村烈裁判長)

…のであって、組織的、計画的な犯行である。 (四)そして、本事件によって、十二名が死亡し、重篤者二名を含めた多数の者が負傷したのであり、その結果はあまりにも重大深刻である。 すなわち、十二名の死亡者は、いずれも通勤途上や駅の職員として勤務中に何らの理由もなく突然サリンを吸引させられ、激しい苦悶の中で即死状態または意識不明の状態に陥った上で、その生命を奪われたものであって、これら死亡者が受けた苦痛の大きさ、無念さは想像を絶するものがあり、遺族ら関係者が受けた衝撃や悲しみも筆舌に尽…

井上嘉浩・東京地裁判決(要旨・2000年6月6日・井上弘通裁判長)(その1)

…た上で行った組織的、計画的犯行である。松本は、オウム真理教や松本を信じ、それに従うことで信者が解脱悟りに至ることが、終局的には人類の救済になり、そのためには、殺人等の違法行為も許され、しかも、悪業を積む者は、松本の意思により殺害されることによって来世で高い世界に転生させられ、その者自身も救済されるなどとして行為を正当化する独善的で甚だ危険な教義を展開し、近い将来のハルマゲドンから人類を救済するには急がなければならないなどと信者を煽り立て、さらに修行と称して違法薬物を使用させる…

横山真人・東京地裁判決(要旨・1999年9月30日・山崎学裁判長)

…を果たした組織的かつ計画的犯行である。 犯行の結果は、死亡者が十二名、サリン中毒症の傷害を負ったものが十四名、そのうち重篤な者が二名という深刻なものである。被害者は、いずれも、通勤客や営団地下鉄職員らであって、もとより何の落ち度もないばかりか、サリンで攻撃されるいわれも全くなく、単に犯行現場に居合わせたばかりに、理不尽な犯行に巻き込まれ、その犠牲になったものである。十二名の死亡者は、二十一歳から九十二歳までの様々な年齢層にわたり、これまで各自の人生を懸命に生き、それぞれの夢と…

石井久子・東京地裁判決(要旨・1999年3月16日・植村立郎裁判長)

…湮滅行為も、組織的、計画的な犯行と言える。しかも、熊本地裁の公判で教団側が○○(土地の所有者、匿名にした=筆者注)に三千五百万円を融資した日付を約一カ月遡らせて前記主張内容を多少変更させるまでは、本件仮払金申請書が教団側の主張を支える有力な証拠として利用されたから、現に刑事司法作用を害しており、また、害するおそれも大きかったと言える。 そして、被告人は、教団の経理担当者として事情を了解した上で、教団の危機的状況を適法な方法で打開するのではなく、本件証憑である仮払金申請書に押印…

山形明・東京地裁判決(要旨・1997年2月4日・金谷暁裁判長)

…して敢行された極めて計画的・組織的な犯行であるところ、これらの犯行は、教団にとって邪魔な存在と判断した者を暗殺という方法によって排除しようとしたもので、その動機は余りにも短絡的で反社会性が顕著であって、全く酌量の余地はなく、その犯行の態様も、VXという極めて殺傷力が高く、皮膚に付けば微量でも死に至る危険があり、かつ、その存在がほとんど知られていないことから犯行が発覚しにくいものを凶器として用い、ジョギングを装って被害者に接近し、背後から気づかれないうちに注射器に入ったVXをか…

MおよびS・東京地裁判決(要旨・1996年7月16日・山田利夫裁判長)

…あって、犯行の態様は計画的かつ組織的である。サリンは、生物の神経系を冒す化学兵器として開発された物質であり、大気中に一立方メートル当たり百ミリグラムも存在すれば一分間で半数の人が死亡するとされるほど殺傷能力の極めて高いものである。このようなサリンの大量におよぶ生成は、容易に無差別殺人を可能にし、この上なく危険である。このことは、九四年六月に松本市内で本件サリン溶液が噴霧され、無差別に多数の死傷者を出したという事実からも明らかである。こうした類を見ない計画性、危険性等に照らすと…

M・東京地裁判決(要旨・1996年4月23日・仙波厚裁判長)

…と、本件犯行は、非合法活動をする際に使用する目的で偽造した運転免許証を用いてレンタカーを準備し、あらかじめ得ていた情報から拉致を行うに適した信徒を集め、さらに、犯行車両の運転手役、被害者の尾行および車内への押し込み役、車内からの被害者の引き込み役、車内での薬物の注射役、現場での全体の指揮統括役などの役割分担を決め、相互の連絡用に準備した携帯無線機を使用するなど、綿密な計画を立てて行われた組織的かつ計画的犯行である。 底本:『オウム法廷1下』(1998年、降幡賢一、朝日新聞社)

T(教団「厚生省」所属)・東京地裁判決(要旨・1996年3月27日・山田利夫裁判長)

…奇貨とし、組織的かつ計画的に地下鉄サリン事件を企て、平日の朝の通勤ラッシュ時に、多数の乗降客が参集する密閉性の高い地下鉄電車内および駅構内をねらって同時多発的にサリンを発散させたのである。この地下鉄サリン事件は、今までに例を見ない衝撃的かつ凶悪な犯行であり、日本国中を極度の恐怖と不安に陥れただけでなく、新しいタイプのテロとして諸外国をも震撼させたのである。その結果、全く落ち度のない多数の善良な一般市民に被害をおよぼして、死者十一名、負傷者三千七百九十六名の多くを数える大惨事を…

岐部哲也・東京地裁判決(要旨・1995年10月12日・竹崎博允裁判長)

…ち入りを阻止するなど計画的、組織的な犯行と認められ、同ビルの入居者はもとより、社会にも大きな不安を与えた重大な事案である。 被告人は、捜査段階においては、本件の具体的な事実関係についての一切の供述を拒否しており、その詳細は必ずしも明らかではないが、共犯者らの供述および被告人の当公判廷での供述によれば、被告人は、早川から銃器部品の運搬を依頼され、かねてから教団内部で銃器の製造が行われていたことを知りながら、これを了解し、上位者の命令を絶対のものと考えている部下の●●に運転を命じ…

林郁夫・東京地裁判決(要旨・1998年5月26日・山室惠裁判長)

…割を果たした組織的・計画的犯行である。教団における絶対的存在である麻原が、教団独自の教義を背景に、教団幹部らに救済の一環と信じ込ませて実行させた面もあるが、その実態は、人命の尊さを一顧だにしない無差別大量殺人にすぎなかったのであって、救済とはおよそ対極にある蛮行というほかない。 犯行の結果は、死者が十二名、サリン中毒の障害を負った者が十四名、そのうち重篤な者が二名という深刻なものである。被害に遭った人々は、いずれも、地下鉄を利用していた通勤客や駅構内の職員らであり、もとより何…